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Vegas Movie Studio (10) ビデオカメラの大音量時自動ゲイン調節の補正 [手記さまざま]

ビデオカメラには、マイクに大音量が入ってきた時に瞬時に録音レベルを下げて音割れを防ぐ機能がよく付いている。たとえばすぐ近くで車のクラクションが鳴る、爆竹が鳴るなどの時にこの機能が働く。この機能は、私のような素人が撮影するさいには助けられることもあるが、反面これのために音が瞬時に小さくなり、暫くして音量が戻ってくるという不自然さが生じる。想像してほしい、外国の祭りを撮影したとする。爆竹が鳴る。パン、パン、パパン。何度も鳴る。そのたびに音量がスッ、スッ、ススッと小さくなる。とても不自然だ。

今まで私は、これは仕方がないと思ってきた。事実、今までは仕方がなかった。しかし今では、ムービーをパソコンに取り込んで補正できる。完璧でないまでも、この不自然さを軽減できるはずだ。

私はVegas Movie Studioに「エンベロープ編集ツール」というのがあることを思い出し、これを使ってみた。まず、これから行う作業の性質上、部分的に音量をすごく上げることになるから、音声トラック全体のゲインを少し下げておいた。それからマウスポインタを「エンベロープ編集ツール」に変更し、「エンベロープの挿入/削除」を「ボリューム」にし、音声トラックを上下に広く表示させ、ボリュームの線の上でダブルクリックしてはエンベロープポイントを追加して補正した。最初は使い方がわからずに「ゲイン」の線の上でダブルクリックして何も起きないので慌てたものだ。

基本的には大きな音がした直後(ここで音がスッと小さくなる)にボリュームを上げ、それから次第に元に戻すのだが、実際に試してみると自分が持っているビデオカメラの音割れ防止機能がどういう特性をもっているかがわかって興味深かった。ここから先は私のビデオカメラの話になるので、あなたのビデオカメラとは特性が異なるかもしれない。大きな音がしてすぐに音が小さくなるのは当然だが、この時の小さくなりようはものすごく、「ボリューム」を一杯に上げても完全には補正しきれない。とはいえ、初めから完全に違和感のない状態を求めてはいない。不自然さが軽減されればそれで良い。この、音が小さくなった状態が一定時間続く。それからスゥーッと音が大きくなる。だから、その特性に合わせていくつかのエンベロープポイントを作り、ビデオカメラが自動的に音を小さくした部分を逆に大きくしてやる。

パソコンでの補正はヘッドホンで行ったので、後日これをDVDに焼いてテレビのスピーカーから音を出し、確認した。結果は思ったほどの効果ではなかったが、それでも不自然さは軽減された。やはり大音量がマイクに入ってきた直後の録音レベルの下がり方が尋常でないので、補正しても少し音量が下がってしまうのだった。


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