So-net無料ブログ作成
検索選択

ケーキ屋ケンちゃんの続き [  その他(補完計画)]

私がケーキ屋ケンちゃんの記事を書こうとすると、なぜか運命に阻まれて書けない。私が運命だと思い込んでいるだけという可能性もあるが、それはどっちでもいい。運命かどうかが大事なのではない。結果として前回の記事も短く終わってしまった。これからどうしよう。それが大事な点だ。私はこう考えた。記事を完結させようと意気込むから、データが消えてしまった時にショックが大きくて再チャレンジできなくなる。だから完結させない。夜寝る前に、眠くなるまでの間暇潰しに書く。眠くなったら、そこまででやめる。続きを書く気が失せたら話の中途で放棄していい。そう考えて書き始めた今回の記事も、危うく全部消えるところだった。今回は注意深く見て、なぜ「はい」をタップしても「いいえ」をタップしても消えるのかを突き止めた。文章を書いているアプリが、2種類のメッセージを出す。「保存しますか」と出た時には「はい」をタップするのが正しい。「破棄しますか」と出た時には「いいえ」をタップするのが正しい。メッセージをよく読めと言われればその通りだが、あまりユーザーに優しい作りではないと感じる。でも長い前置きはここまでにして、さっき書いたケーキ屋ケンちゃんの記事を出そう。話は前回の記事から続いている。



*****
ミッションはインポッシブル
*****

ケンちゃんたちは道(つまり流れの速い川)の端を横歩きして別の道へと出る。
ケンイチ「はい、川はおしまい。これからは陸だ」
「こんな所へ出るのね」
「こっちへ行くと学校ですよ、たぶん」
ここでケンイチ隊長から新たなミッションが出される。
ケンイチ「ぼくらは、あの横丁に入る。いいかみんな、これからは重大な秘密だから、入る所を誰にも見られてはいけない」
「もし、誰かが来たら?」
ケンイチ「知らん顔でここまで戻って、行ってしまうまで待つ」
「了解」
ケンイチ「行こう」
ケンちゃん率いる探検隊一行は、オモチャのマシンガンを構えてすぐ先の横丁へと前進する。横丁の角を曲がろうとすると、横丁から人が出てくる。探検隊一行は何食わぬ顔で回れ右をしてもと来た道を引き返す。通行人をやり過ごしたらまた前進。そして横丁の角を曲がろうとすると、また人が出てくる。また何食わぬ顔で回れ右。今度の通行人は、ケンちゃんたちの挙動不審をいぶかしく思い、立ち止まってじろじろ見る始末。このミッションはなかなかうまく行かない。さあ3度目の前進だ。すると背後で「ケンちゃーん」と声がする。振り返って見ると、遠くからナミダさん(進士晴久)が走ってくる。ミッションはまた失敗。
ケンイチ「ちぇっ」
「ついてませんね」
「見られてもいいことにしたら?もう」
ケンイチ「だめだめ。探検隊は一度決めたことは、どこまでもやり通すんだ」
ナミダ(走って来て)「やっと見つけた。(おやつの箱を差し出して)はい。ジャンボさんがあれからまた、腕によりをかけて」
おやつのことは、ひとつ前のブログ記事に書いた。遊園地へ行けなくなったケンちゃんを気遣って、大人たちが用意してくれたものだ。でも今のケンちゃんはそれどころではない。誰かが来るたびにミッションが失敗してやり直しなのだから。
ケンイチ「わかったから、早くあっちへ行ってよ」
ナミダ「ええ!?」
ケンイチ「見てられると邪魔なんだ。早く早く」
ナミダ「な、なんだい」
ケンちゃんのことを気にしてわざわざ差し入れを届けに来たのに邪魔物扱いされて、ナミダさんは気を悪くした。そこへユミ子さん(岸ユキ)も来た。ケンちゃんへの差し入れは、ジャンボさん(福田悟)とナミダさんからだけでなく、それとは別にユミ子さんとハルミさん(三笠すみれ)からもある。それほど大人たちはケンちゃんを気遣っているのだが、今は皮肉にもそれがミッションを妨害している。
ユミ子「あ、いたいた。やっぱりここやったのね」
ケンイチ「またひとり!」
ケンちゃんは、ミッションの邪魔が増えて泣きたい気分だ。
ユミ子「ケンちゃんハイおやつ。ハルミ姉ちゃんと、ウチのおごりやで。なんやモノモノしいかっこして。大探検でもすんの?あんまり聞かへんけど、この辺にジャングルなんかあったかなア」
ここまで言われては、子供たちはウンザリだ。
「全然気分出ないよ」
「ぶち壊しだわ」
ケンイチ「ユミ子姉ちゃんも用がすんだら、早く帰ってよ」
ユミ子「え?どうして」
ケンイチ「二人がそこにいると、気分が壊れちゃうじゃないか」
ユミ子「気分が?そうですか、えろうお邪魔しましたね。(隣にいるナミダに)帰ろ」
ナミダ(ケンちゃんに)「せっかく苦労して届けたのに!」
ユミ子とナミダは怒って帰る。
トコ「ひどいこと言い過ぎたんじゃない?」
ケンイチ「なアに、後で言い訳するさ。いい食糧ができた。オサムちゃん、これ入れといて。今のうちだ、行こう」
「オー」
探検隊一行は人が来ないうちに走って横丁へ入り、ようやくミッションは遂行できた。

ここでアイキャッチとCMタイム。

さあ、大人たちを怒らせてしまったケンちゃん。このあとどういう風に仲直りするのだろう。そして探検隊の冒険は、どうなるのだろう。それは、もしも機会があったら書くかもしれない。今日はここまで。

コメント(0) 

コメント 0

コメントの受付は締め切りました