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現状報告(湯殿山麓呪い村) [  VHSビデオ(補完計画)]

私の湯殿山麓呪い村はVHSビデオ録画だ。そのまた元は地上波アナログの放送だ。ゴーストがひどくて、画面のちょうど真ん中に縦縞がある。

今までずっと、これは内容的にPC保存しなくていいと思っていた。でも当初の予定をすべて保存した今、後悔のないようにこれも保存しておくことにした。

mp4化したものをスマホに入れてエンコード結果を確認しつつ、ざっと鑑賞してみた。
冒頭の不気味なミイラを見た時には謎いっぱいに感じられるが、謎でも何でもなくすぐ登場人物に推理されてしまう。女と駆け落ちした僧侶が無理矢理生き埋めにされ、ニセ即身仏に仕立て上げられてしまったと、まるで見てきたかのように明確な推理がされてこの謎はおしまい。謎はなくなったが、不気味な雰囲気だけは残る。幽海上人は秘仏なり。語るなかれ聞くなかれ。そして物語は殺人事件の話になる。まるで幽海上人が殺したかのように、凶器は仏具、現場にはミイラの手が置かれている。でも誰が見たって犯人は幽海上人ではなく、これはただの殺人事件の推理劇だ。物語の中で幽海上人は不気味な雰囲気作りのための小道具にすぎない。話はもちろんその後も殺人事件の推理劇として進む。冒頭で映った不気味なミイラは土中から掘り出されるが、たかる蛆の群れが気持ち悪い。この映画は推理劇としては良い出来かもしれないが、冒頭ほどのインパクトはなく話が過ぎて行く。それに、後味の悪い映画だ。バイクに二人乗りして後ろから目隠しされたら、何はともあれゆっくり停まるんだ。追突されるかもしれないが助かるかもしれない。目隠しされたまま走り続けたら確実に事故じゃないか。