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個人的記録(ノイズの続き) [  レコード(補完計画)]

ノイズ軽減ソフトの続きです。DeNoiser機能は難しくてやめそうになりましたが、頑張りました。

時には今までの記事に書いたことをご存じと仮定して簡略化して説明することをご了承ください。では始めます。

左上のメニューからwavを読み込みます。ウィンドウ右側にある3つのタブのうち、真ん中の「DeNoiser」をクリックします。するとタブの下が、初期状態のDeClicker用操作盤からDeNoiser用操作盤に切り替わります。この時点で「Ein」のチェックボックスにチェックを付けるのを忘れないでください。これでDeNoiserがオンになります。

テスト再生(Vorschau)を始めます。それからスペクトラムアナライザーの画面(3つある青画面のうち左上の大きいもの)を見ます。緑色の線が、読み込んだwav音声のレベルです。紫色の線は、音楽とノイズの境目を示します。紫色の線よりもレベルが高ければ音楽と認識され、線よりもレベルが低ければノイズと認識されます。

ノイズ部分をどの程度減衰させるかを設定するのが、ウィンドウ右側の操作盤にある「Dämpfung」スライダーです。(「Dämpfung」スライダーを動かしてもスペクトラムアナライザー画面は変わりません。)

どこまでをノイズと見なすかを決める紫色の線は、wavの音の状態により調整しなければなりません。調整は操作盤の各種スライダーで行います。スライダーを動かした結果をスペクトラムアナライザーで確認するには、あらかじめテスト再生(Vorschau)を始めてからスライダーを動かします。再生中でないとスペクトラムアナライザーは変化しないことに注意してください。

「Schwelle」スライダーで紫色の線全体を上下させます。紫色の線が上がればより多くのノイズが取れますが、上げすぎて紫線が緑線に重なってしまうとノイズ以外の音も一緒に削ってしまいます。

「Steilhei」スライダーで、紫色の線を緑色の線に追随させる度合いを調整します。このスライダーを一杯に下げると、紫色の線はほぼ一直線に起伏がなくなります。このスライダーを上げると、緑色の線(音声レベル)に従って紫色の線にもなだらかな起伏が出ます。起伏を出しすぎると紫線が緑線に重なってしまうので、うまく調整します。

ここまでに説明した「Schwelle」と「Steilhei」は一瞬一瞬の緑線と紫線の位置関係を設定します(再生を一時停止しても設定が見て取れます)が、「Anstie」と「Abfal」は時間の流れの中で紫線が緑線にどのように追随するかを設定します。(再生中に線の変化を見ていないと確認できません。)

「Anstie」スライダーは、音が急に大きくなった(再生していて緑線が突然上の方に行った)時に紫線が即座に反応して上昇するか、それとも遅れてゆっくりと追随して上がるかを設定します。たいていは、紫線がゆっくりと追随して上がるほうが良いです。なぜなら、紫線が即座に反応して上昇すると打楽器のようなノイズでない音までも削ってしまうことがあるからです。遅れてゆっくりと追随して上がるように設定するには、スライダーを上げます。

「Abfal」スライダーは、音が急に小さくなった時に紫線がどう追随するかを設定します。この場合は、音が大きくなる時とは反対に、紫線が即座に反応して下降するほうが良いです。それを実現するにはスライダーを下げます。ただし、わずかな事例として紫線をゆっくり下げるほうが良いこともあるので、試してみてご判断ください。

緑線(音声レベル)に追随して紫線(音楽とノイズの境目)が上下するというのは、ノイズが音声につれて変化することを想定しています。もしもノイズが音声レベルに関係なく一定ならば、紫線は緑線に追随して上下する必要がありません。そういう場合はスペクトラムアナライザーに紫線が表示された状態で「einfrieren」チェックボックスにチェック付けます。チェックを付けた瞬間の位置に紫線が固定されます。「einfrieren」にチェックが付くと、不要な(緑線に追随させるための)3つのスライダーは非表示になります。

ノイズのレベルが音声レベルに関係なく一定の場合の紫線の設定方法について。まずテスト再生(Vorschau)をしながら、曲と曲の間のような無音部分を見つけます。そこでウィンドウ左下の「Rauschprobe」チェックボックスにチェックを付けます。すると無音部分のごく短い音声がループ再生します。「Reset」ボタンをクリックします。すると、DeNoiser操作盤にある5つのスライダーがこの目的に適した初期位置に移動します。いま再生しているのは無音部分なので、スペクトラムアナライザーの緑線はノイズのレベルです。「Schwelle」スライダーと「Steilhei」スライダーを使って紫線を緑線の上に移動し、ノイズがほとんど聞こえないようにしてください。「Anstie」と「Abfal」はそのまま(一番下)とします。必要に応じてウィンドウ下部にある時間軸スライダーを動かして別の場所を再生しスペクトラムアナライザーに表示できます。紫線の位置と形が決まったら、「einfrieren」にチェックを付けて固定します。

DeNoiser操作盤の「Schellack」チェックボックスは、古いレコードでノイズがとくにひどい場合にチェックを付けます。ただしこの機能は、再生周波数域が12KHzを超えないシェラック盤専用とします。

操作盤の下のほうにある「nur Rauschen」というチェックボックスは、DeClickerの「nur」と同じです。削り取ったノイズ部分だけが聞こえるので、ノイズと一緒に音楽まで削ってしまったかどうかを確認するのに役立ちます。

スペクトラムアナライザー画面の上をマウス左ボタンでドラッグすると、ドラッグを始めた場所の周波数を中心に拡大表示します。スペクトラムアナライザー画面の上を左ボタンでダブルクリックすると拡大表示から元に戻ります。でもこの機能は使い勝手が悪いです。

紫線を変化させる方法は操作盤のスライダー以外にもあります。スペクトラムアナライザーの下にある青画面には小さな四角がいくつも付いた紫色の線があります。(もしも緑色の線が出ていたら、その上でマウスを右クリックすると紫線に変わります。)紫色の四角をマウスでドラッグして上下に動かすと、スペクトラムアナライザーでも紫線のそれに対応する周波数の部分が上下に変化します。でも、ちょっと反応が鈍いので結果が現れるまでに少し待たねばなりません。


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個人的記録(ブツブツノイズ)第3回 [  レコード(補完計画)]

前回の記事で、ソフトのうちDeClickerという部分の使い方がわかりました。wavファイルの読み込みかたと保存のしかたもわかりました。

今日は、今までの記事の補足や修正をします。未調査の機能を調べるのがいつになるかは、わかりません。

まずは前回の記事のメインだったDeClickerの補足。

前回の記事でDeClickerのパラメータ「Empfindlichkeit」と「Breite」について、市販のソフトのパラメータから察するに、どちらかがthreshold、もう一方がsensitivityと書きましたが、どうも気になっています。市販のソフトとこのソフトが同じ動作原理とは限りませんし、市販のソフトの中にはパラメータがひとつだけのものもあります。だから市販ソフト云々は撤回して、このソフトだけを見ましょう。わかったことを書きます。

「Empfindlichkeit」は、ブツブツ音の強さを指定します。指定した強さを超える音が、除去するブツブツ音と認識されます。「強さって、厳密にどういう意味?」と聞かないでください。ソフト作者でない私にはわかりません。ただひとつ言えることは、このスライダーを一杯に下げたら、ノイズだけでなく音楽の一部までもカットされかねないということです。カット音のみ再生(nur)にチェックを入れてテスト再生(Vorschau)し、削るべきでない音が削られない設定値を探らねばなりません。

「Breite」は、ブツッという音ひとつが始まってから終わるまでの時間を指定します。単位は見てわかる通りミリ秒です。「時間って、どう使われるの?この時間以内にレベルが下がったらノイズと見なされるの?」と聞かないでください。ソフト作者でない私にはわかりません。

「Schellack」という謎のチェックボックスについて。ネット検索によると、シェラックとは、大昔の蓄音器用レコードの材質、ひいては蓄音器用レコード自体を意味するようです。つまり「Schellack」というチェック項目は、ブツブツノイズがひどい音源のための強い除去効果と思われます。その副作用としておそらく、ノイズでない音までも幾分かカットされる可能性があるでしょう。「Schellack」にチェックを付けると「Empfindlichkeit」と「Breite」の設定が無効になるかどうかは、ソフト作者でない私にはわかりません。

ノイズを強力に除去するのとノイズでない音までカットされるのは表裏の関係なので、ブツブツ音の一部をあえて完全には除去しない程度の使用が推奨されます。

テスト再生(Vorschau)がwavをループ再生することは前回の記事に書きましたが、wavの一部だけをループ再生する機能は残念ながら付いていないようです。(1秒もない非常に短い部分をループ再生する機能はありますが、これは別用途のためのものです。)

ソフト自体についての補足。記事の文章と画像からお分かりと思いますが、Rillenputzはウィンドウズ用ソフトです。DirectXと.NetFrameworkを使いますが、今どきのWindowsパソコンならすでに入っているでしょう。

このソフトにウィルスが入っていないことを私は正確に知りません。私が今までの数日間使っているのだから、ソフトを起動した途端にPCがおかしくなることはない、という所までは実証されました。あとは各自の自己責任で使ってもらうしかないと思います。ネット上のソフトを使うのは、程度の差はあれ常にリスクを伴います。

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個人的記録(ブツブツノイズ)続き [  レコード(補完計画)]

前回の記事は、無料ソフトの使い方を知ろうとヘルプを見たらアルファベットの海が広がっていたという所まででした。

昔は、アルファベットの海が広がっているとその先へは行けませんでした。でも今はスマホアプリという強い味方がいます。
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アルファベットの海の写真をスマホで撮ると、たとえそれが英語以外の言葉でもたちどころに訳してくれるのです。

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・・・。この訳は、本当に合っているのですか。このソフトは音声のブツブツノイズを取るためのものだと思っていたのですが、世界を征服するのですか。そもそもこれは、ソフトの取扱説明書ではないのですか。

どうやら、方法を変える必要があるみたいです。私は、翻訳アプリをひとまずやめました。

今の私は年をとってしまいましたが、若い頃の私はこういう時、無謀にも強大な敵に立ち向かっていったものでした。たいていは玉砕しましたが、その無謀さ、向こう見ずが若さの特権というものでした。今のこの年とった私が、少しだけ、向こう見ずに立ち向かってみましょうか。ドン・キホーテのように。

でも、立ち向かうのはアルファベットの海じゃありませんよ。ソフトそのものに立ち向かうのです。いじりまくって、失敗の中から使い方を学びましょう。

私はアルファベットの海に囲まれると溺れてしまいますが、パソコンのソフトに囲まれるとモリモリと元気が湧くのです。パソコンのソフトをいじる時、私はラ・マンチャの男になれるのです。

Rillenputz.exeを起動します。

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これが初期状態のウィンドウです。左上にDateiと書いてあります。たいていキャプションバー直下のこの場所はメニューバーで、そのいちばん左は「ファイル」と相場が決まっています。

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「ファイル」のサブメニューの一番上は「開く」と相場が決まっています。何とかなるもんです。ここを選択してwavファイルを読み込みます。

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"test.wav"を読み込んだ後のウィンドウです。一番下のステータスバーに、読み込んだwavの情報が出ます。ついでにウィンドウの右端を見ます。3つのタブがあり、初期状態で一番左のタブが選択されています。「DeClicker」です。ブツブツノイズ軽減は、これです。

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「DeClicker」の中に「Ein」というチェックボックスがあります。ブツブツノイズを軽減するならば、必ずここにチェックを付けます。チェックが付いていないと、DeClickerはオフになります。DeClickerのパラメータは「Empfindlichkeit」というスライダーと、「Breite」というラジオボタンです。市販のソフトのパラメータから察するに、どちらかがthreshold、もう一方がsensitivityでしょうか。「Schellack」にチェックを付けると、非常に強くdeclickします。「nur」にチェックを付けると、テスト再生のさいに音楽でなく、音楽から取り去ったブツブツノイズだけが聞こえます。

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上にテスト再生という言葉が出てきましたが、テスト再生のボタンは右下の「Vorschau」です。ここをクリックすると再生が始まり、ボタンの文字は「Stop」に変わります。「Stop」をクリックすると再生が止まります。テスト再生はwavをループ状態で繰り返します。だから、数秒のwavを読み込んだ場合は、その数秒を繰り返し聴けます。聴きながらDeClickerのパラメータを変更して最良の値を見つけます。長いwavの場合は、やっぱり全体がループするんでしょうかね。それはまだ試していませんが。(ブツブツノイズのある場所だけを繰り返してくれると嬉しいですけどね。)

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ノイズを軽減したデータを書き出すには、ウィンドウ左下の「Ausführen」をクリックします。DeClickerの「Ein」にチェックが付いていないとDeClickerは無効だということをお忘れなく。

ひとまずここまで動作を解析できました。さすがに試行錯誤は疲れたので、少し休もうと思います。私にとってはここまでの動作で十分な気もするので、これで終わるかもしれません。その場合は、記事の続きは出ません。


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個人的記録(ブツブツノイズ) [  レコード(補完計画)]

自分のブログの過去記事に、大竹しのぶのレコードの初回デジタル化時の記録が次のように書いてありました。

「継続的なブツブツとか擦れる音とかのノイズも聞かなかった。結局ノイズはAB面通して1箇所だけ、小さな傷があると思われ、レコードの回転につれてプツッ、プツッ、プツッと3回くらい聞いたか。」

初回デジタル化時はレコードプレーヤーを修理に出す前で、新しいフォノアンプも買う前です。その後、プレーヤーを修理に出しフォノアンプを買い、針を新品の楕円針に換えて本格的にデジタル化を始めました。だから今PCに入っているwavは初回デジタル化時ではなく後年のwavです。私は念のためにそのwavをチェックしました。するとなんと、ブツブツノイズも擦れる音も入っているではありませんか。

私は焦りました。初回演奏時つまりセコハンレコードが届いてすぐに聴いた時はノイズがほとんどなく、後年のデジタル化時にノイズがいっぱいあるとは、どういうことか。天袋にレコードを仕舞っていた間に黴が生えたか。他の黴だらけレコードを掃除したクリーナーで拭いて黴だらけにしたか。使い古しの丸針を新品の楕円針に換えたので、音溝の奥のごみをノイズとして拾ってしまったか。

もう一度レコードを再生して、よりノイズの少ない音をデジタル化しなければならないか。

でも実は、デジタル化時の音が昔の再生よりもノイズを多く含んでいると感じたのはこれが初めてではないのです。私は子供の頃、気に入ったレコードは日常観賞用にカセットテープやVHSビデオテープのHi-Fi音声トラックに録音したので、後年のデジタル化wavと比べられるのですが、気になるwavを今までにいくつか見つけました。たくさんのレコードを再デジタル化するのは、私の健康上も、針の寿命的にも無理です。

それに、デジタル化時に私は可能な限り盤をきれいに拭いて使ったはず。限られた時間で出来ることは全部やったはず。今あるwavから電気信号的にノイズを除去することのほうを考えるべきです。

こうして私は、レコード音声を記録したリニアPCMからブツブツノイズを除去・軽減するソフトウェア(アプリ)をネット検索しはじめました。そしてすぐに思い出しました。今までにも同じことを考えました。でもそういうソフトウェアは無料ではなく、それどころか安くありません。それで諦めたのでした。

今回のネット検索でもまず有料のソフトがいくつか見つかりました。一万数千円から、数万円。私はレンタルDVDが期間限定で安い時だけ借りるのがせいぜいというほどの超低予算なので、その金額は出せません。さらに探しました。たとえ機能がおもちゃレベルでも無料のソフトはないものか。GPUを使うのがありましたが、私のPCは基本スペックだけの安いやつなのです。(それだってPCはすごく高い買い物でした。)私はさらに探しました。ついにどこかのフォーラムの書き込みに何か見つけました。でもソフトそのもののファイルへのリンクが見つからずにさらに検索。その頃にはもうかなり疲れていたので、バージョンが古いとか色んなことはどうでもよくなっていました。

機能的に低レベルでも、私自身に再デジタル化を諦めさせる口実になれば良いのです。「ブツブツノイズは取れるんだから、今のwavがあれば良いんだ」と思えれば良いのです。

私は使い方を知ろうとヘルプを見ました。するとそこには何やらアルファベットの海が。どうしたら良いんだろう。
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今日は、ここまでです。現在、もう少し先まで進展がありますが、まだ記事にする分量に至っていないので、さらに進展があってから続きの記事にします。もしもこのまま続きが出なかったら、その時は行き詰まったと思ってください。

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今日は不覚にも酒を飲んでしまった [  レコード(補完計画)]

このブログでもカテゴリーにしている転居の話が少し動き、一昨日から昨日にかけて私は心がおかしくなり、それがもとで体調もすぐれなくなった。そのストレスから、痛風治療中だというのに不覚にも酒を飲んでしまった。飲酒は過去形ではなく、現在進行形だ。

今日は、こういう時でないと出せないものを出したい。私は何かをUPしたくなっても、シラフだと諸事情を考えてやめてしまうことが多いから。でも、たとえ酔っていても、UPして権利者から確実にクレームが来るものを出すほど愚かにはなれない。結局、一般受けしない音が少しネットに出回るだけなのだが。

一般受けしない音・その1
大昔に、あるテレビ番組の劇中歌として流れていた歌がある。それ自体は今でも懐かしむ人がいるのだが、そのレコードのB面となると話は別。一気に需要が減る。私は少し前にネット検索してみた。A面はあったが、B面の音は見つけられなかった。そんなわけで需要のない音だが、ひょっとしてシングルレコードの表紙を見て「これのB面ってどんな歌だろう?」と思った人はいるかもしれない。そういう音をUPする酔狂な人間が日本に一人くらいいてもいいかもしれない。


一般受けしない音・その2
これの元を知っていて、このサイトを訪れる人はきっといない。私が子供の頃、学研の科学と学習とかいう本があって、確か学校で販売していた記憶がある。この科学と学習を手に入れた人はとても多いはずだが、年ごとに販売した物が違うから、私が出す物はたまたま私と同じ年に買った人しか知らない。上の「その1」よりもさらに需要はないが、小さい頃にこれを聞き、「おじさん」のこの歳までソノシートを保存した私にとっては、個人的に特別な意味がある。それで、酔った勢いで出させてもらおうというわけだ。小泉八雲の雪女を小学生の学習用に書き直したものを岸田今日子が朗読する。実はずっと前に、このソノシートのB面(さるじぞう)をUPした記憶がある。もしもそれを聞いた方ならば、これでA面B面ともにお聞きになったことになる。


一般受けしない音・その3
もうじき地デジでスターウォーズの昔の映画を放送する。私にとっていちばん印象的なのは映画第一作とそのテーマ曲で、オリジナルの曲はオーケストラ演奏だ。ところが子供の頃の私は、壮大なオーケストラ演奏よりももっとポップな演奏を好んだ。その結果こうなった。


一般受けしない音・その4
これは私にとって因縁の音だ。今まで複数回この音をブログに出して、(偶然かもしれないが)そのたびに辛いことが起きて心が耐えられなくなり、辛い人が藁にもすがるように、自分の近くにある「暗いもの」を消しまくった。そうしたら自分の辛さが解消されるかもしれないと。その結果、せっかくブログに出したこの音も消えた。私個人にとっては、これはラピュタの滅びの呪文のようなものだ。自分の思い出の1ページとして覚えておかなきゃいけない。でもけっして唱えてはいけない、みたいな。今日これをUPするのは、酔っているからであり、今までUPしてはすぐに消してきたことへの後悔を解消したいから。でも今までどおりならば、私はまたすぐに消すことになる。私はいま、痛風治療中なのに飲んでしまうほど精神的に追い詰められている。その時点でこれを出すこと自体、本当はどうかしている。あと、これはレコードではなくてカセットテープからの音だ。これを最後としよう。二度と出すまい。

かいじゅう大あばれ! [  レコード(補完計画)]

私は時々、怪獣絵かきうた図鑑のピグモンが聞きたくなる。私は持っていない。ネット上にも音はない。あるのは、はるか昔、小さい頃に聞いた記憶だけだ。それについては前に一度ブログ記事に書いたと思う。私がある程度大きくなった時点で、子供っぽい絵描き歌は捨ててしまった。ただ、一緒に入っていたウルトラマンのドラマだけはとっておいた。当時はまだ家庭にビデオデッキがない時代だから、レコードやソノシートはテレビ番組を音だけでも保存するための大事な手段だった。皮肉なことに、それから数十年が経つと事情は一変した。今ではウルトラマンのドラマはDVDなどでいくらでも手に入り、昔の絵描き歌はどこを探しても手に入らない。今日もネット検索したが、新しい情報は見つからなかった。よくよく考えるに、これは私が自分で選んだ結果だ。子供の頃、子供っぽい歌を捨てたのは私自身だ。だから私はこの結果を受け容れる必要がある。

昔の私が大事に取っておいたウルトラマンのドラマを、今日は久しぶりに聞いてみた。確かに懐かしい。私はこのソノシートを小さい頃に繰り返し聞いた。でも、(小さい頃にも感じたはずだが、)音だけ聞いても情景が頭に浮かばない。懐かしいけど、なんだかよくわからない。30分近い長さの番組を数分に編集しているから、イデ隊員が「ピグモンが」と言うがピグモンは出てこないという矛盾が生じている。おまけに雑音だらけだ。

今日ソノシートを聞いた記念に、しばらくドラマの音を置いておきたい。試しに聞いてみようと思う方のために、くどいけど繰り返す。音だけだから、なんだかよくわからない。そして、雑音だらけだ。


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このソノシートの反対の面には大きな傷があって、針飛びがひどい。傷が深すぎて修復もできなかった。





追記
あった!なんと、怪獣絵かきうたがネット上にあった!
この前探した時とはキーワードを変えて検索したらヒットした。

http://www.nicovideo.jp/watch/nm31457118

この絵かきうたのレアさを知らない人は、「絵かきうたというよりキャラソンだ」等と冷静にコメントしていた。知らなければ無理もない。でもこれは超レア物なのだ。知っている人は悦びで天に上り、冷静なコメントは出来ない。私が今日これを見つけられたということは、私は一日ぶんの幸運を全部使って見つけたに違いない。私が探しているピグモンはなかったが、ジャミラはあった。

エデンの東を見た [  レコード(補完計画)]

子供の頃の私は名作映画を鑑賞するような頭をもっていなかった。それなのに、子供の頃にたまたま流行った映画や、当時名作と言われていた映画のテーマ曲が何となく好きになると、子供の私は親にレコードを買ってもらった。それで私の部屋には映画音楽集の2枚組レコードが4つもある。お察しのとおりオリジナルサウンドトラックではない。

いい歳になった今の私もいまだに映画を見る目はまったく養えていない。ただ細々と、昔親に買ってもらったレコードに入っている映画がテレビで放送されると、今さらながらに見てみる。

子供の頃に興味があった映画だから、4つのレコードの中でいちばん好んで聴いたのは、ラブロマンスではなくSF・ホラー・アクション物の特集だ。エクソシスト(チューブラー・ベルズ)などが入っている。その中に「栄光への脱出」という映画があった。映画自体はまったく知らなかったが、音楽は昔から聴いたことのある曲だった。映画のタイトルもすごいし、きっとすごい映画なのだろうと思っていた。それが最近スカパーで放送されたので見てみた。かなり長い映画で大作なのだけれども、なんだかユダヤ人がとりわけ善人に描かれている気がして、ネット検索してみた。そうしたらこの映画への不満を書いたレビューが見つかった。私は、映画音楽が有名でも映画そのものが音楽に匹敵するほど褒められるとは限らないという事例を知った。

同じスカパーのチャンネルで、他にも私のレコードにある映画を放送した。「エデンの東」というのがあった。私はこの題名をどこかで聞いたことがあるだけで、何も知らず興味もなかった。「栄光への脱出」とは違って期待せずに見たのだが、こっちは気に入った。父親に愛されようとするのに、することなすこと裏目に出て悲しむ息子を演じるジェームズ・ディーンがすごくいい。このキャルという人物は、作中では悪(ワル)だと言われるが、私はそうは思わない。私よりもずっとましな人間だ。人の情愛をもっているじゃないか。彼の悪さは反抗期の子供のようなもので、根っからの悪人ではない。心根はとても優しい。

今日の記事は私の日記のようになってしまい、人様の参考になるような部分がなくて、すまない。すまないついでに、この「エデンの東」を含むレコードのジャケットから一部を出させてほしい。色の付いている映画が、今までに私が見た映画だ。
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私にとっては古すぎて「想い出」ではない映画をこれだけ見たのだから、もうそろそろ道楽もほどほどにして、おしまいにすべきだとは思う。でも、できれは「昼下りの情事」(オードリー・ヘップバーン)や「鉄道員」あたりは知っておきたい。「汚れなき悪戯」は以前にスカパーで放送したが、他に見たい番組がなかったから視聴契約できなかった。ちょっと悔やまれる。

午後のロードショー、たまにでいいから昔懐かしいのをやってくれ [  レコード(補完計画)]

私が「人生補完計画」と名付けた作業は、ブログに記事が出ない時も進んでいる。たとえばテレビ東京の「午後のロードショー」。ごくたまに、本当にごくたまにだけれども、私が若い頃や子供の頃の映画をやってくれる。先日は「ジョーズ」があった。当時は、サメのことを英語でジョーズというと勘違いする子供がよくいた。

「午後のロードショー」のサメ映画というと、頭が3つあるサメとか、進撃の巨人もどきと共演するサメとか、そっち系がまず頭に浮かぶ。でも今回は「元祖サメ映画」をやってくれた。

世知辛い世の中で数十年を生きるうちに、本当ならば私はジョーズなんか忘れ去っているはずだった。ところが昔親に買ってもらった映画音楽全集レコードが自室にあり、現在そのレコードに収録されている映画を求めている。

「午後のロードショー」では、以前にエクソシストもやってくれた。

何か月も待ってそのうちにという形だが、待っていると何かやってくれるのが私にとっての「午後のロードショー」だ。

今日はジョーズ放送を記念して、私のレコードからジョーズを出したい。ただし上記の映画音楽全集レコードだから、オリジナルサウンドトラックではない。どっかの楽団がそれに似せて演奏するという、よくあるパターンだ。


もしもブログの容量が足りなくなったらmp3を削除しなければならないが、しばらくは置いておきたい。

レコードを洗うとどうなるか(その2) [  レコード(補完計画)]

前回の続きです。

子供の時に手に入れたレコードというと、怪獣関係が多かったです。その中に、買った時からノイズがひどかったレコードが2つあります。今回のレコード洗いのメインは、もちろんその2枚です。

ウルトラマン/ウルトラセブン/キャプテンウルトラ/ガメラマーチ

私がもっているレコードでとくにブツブツノイズがひどいのはB面の最初、つまりキャプテンウルトラです。洗う前を聞いてください。前回と同じく、権利者に配慮して歌い始めの「つ」までで終わります。

tu1.mp3

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では、洗った後を聞いてください。ノイズはもう気になりません。

tu2.mp3

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さあ、最悪ブツブツノイズレコードの登場です。テイチク版帰ってきたウルトラマン。茶色いカビが一面に生えていたのが、これです。1年前にこのレコードのカビを見た時にはすぐに台所へ行って洗いたかったけれども、一緒に住んでいる家人への配慮でそれができず、ティッシュでこすりまくってカビを取らなければなりませんでした。ではまず、ティッシュでこすっただけの状態を聞いてください。もう言わなくてもおわかりでしょうが、「き」までで終わります。

ki1.mp3

ki1.jpg

では、今回洗った後を聞いてください。

ki2.mp3

ki2.jpg

曲が始まるまではノイズが小さく聞こえますが、曲が始まるとノイズは気にならなくなります。まるで別のレコードのようです。

そういうわけで私が試した範囲での結果は、自分なりに大事にしてきたレコードは、洗えばブツブツノイズがとても小さくなりました。セコハンのレコードはノイズが取れませんでした。私個人はノイズの多いレコードを洗ってみることをお勧めしますが、レコードは一度傷がついたり変形したりすると元に戻りませんから、ご自分の大事なレコードをよく観察し、よく考えて洗う方法を決めてください。
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レコードを洗うとどうなるか(その1) [  レコード(補完計画)]

やっと元気が出たので、記事を書き始めます。今回洗ったレコードのうち、今日は最初に洗って試した2枚について報告します。

私は、何か気に入った作業をする時は、つい一番気に入ったものから先にやりたいという衝動にかられます。でもこれは間違いです。最初は未経験状態ですから、どんな失敗をするかわかりませんし、後から「より良い方法」に気づくこともあります。だから正しいやり方は、「作業の最初にはいちばんどうでもいいものを扱う」です。

そんなわけで、最初の1枚はセコハンレコードです。林寛子シングル「私がブルーにそまるとき」。売られていた状態は、レコードが入っていた紙袋もなく、歌詞カードもなく、シングルレコード本体がビニルに入って売られているという、最低最悪状態でした。中身もそれにふさわしく、盤の表面に浅い擦り傷が無数にあります。

それでは、洗う前の状態を聞いてもらいましょう。ブツブツノイズいっぱいの状態とはいえレコード音声なので、権利者に配慮して最初の部分だけを出します。林寛子が歌い始めると最初の「わ」で終わります。

wa1.mp3

目で見るとわかりやすいので、SoundEngine Freeを使って表示した振幅も出します。

wa1.jpg

さて、これを洗ったらどうなったか。私は洗剤を使って洗うのは初めてだったので、とくにこの最初の1枚は慎重に丁寧に洗いました。その結果がこれです。

wa2.mp3

SoundEngine Freeを使って表示した振幅も出します。

wa2.jpg

あなたの気持ちはわかります。あなたはきっと、「レコードを洗ったらこんなにノイズが取れた」という結果を期待して聞いていらっしゃる。で、聞き比べたらたいして変わらない。でも私は、たとえ好結果が出なかったケースでもご報告しようと思っています。そうすれば、いつでも好結果が出るわけじゃないということも伝えられるでしょう。1枚目は擦り傷が無数にあるセコハンレコードなので、私も結果に期待はしていませんでした。

さて、私は2枚目にとりかかりました。2枚目は、ビング・クロスビーのWhite Christmasです。私が子供の時に父が買ってきてくれました。洗う前の状態を聞いてください。ビング・クロスビーが歌い始めると最初のI'mで終わります。

I'm1.mp3

SoundEngine Freeを使って表示した振幅も出します。

I'm1.jpg

あなたはきっと「長年の間にレコードの音溝に埃が入ってノイズが出たんだな」と思うでしょうが、私にとってこのレコードの音は最初からこうです。時々ブツブツ、ブツブツと鳴るこのシングルレコードを毎年クリスマスイブになると聞いて、家族でささやかなクリスマスパーティーをしたものでした。

さて、これを洗ったらどうなったか。今度のレコードはセコハンではありません。

I'm2.mp3

SoundEngine Freeを使って表示した振幅も出します。

I'm2.jpg

私は、こんなにノイズのないホワイトクリスマス(このレコード)を聞いたのは生まれて初めてです。

今回の記事はここまでです。
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