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合体 ドルツ×プリニア [歯ブラシメモ]

このブログの「なぜだ!?マルチキャッチブラシ生産終了」は読んでいただけただろうか。今回の記事は、その解決編だ。

テキストよりも画像で見て確認していただくつもりだ。写真はクリックすると拡大版が出るはずだ。高解像度なので、製品名はもちろん、ブラシの毛先も確認できる。

それでは順番に行こう。

まず、これがドルツの「ポイント磨きブラシ」だ。2本入りだが、1本出して使い始めた時点でパッケージの不要部分を切り取ってしまったから半分になっている。
doltz_pb1.jpg

中身をドルツ本体にくっつけて撮影してみた。
doltz_pb2.jpg

次に、これからが本題だが、ドルツの「カーブフロートブラシ」。
doltz_cfb1.jpg

写真をクリックして拡大版を出し、毛先を見てほしい。側面の毛が短くて、先細り加工もない。
doltz_cfb2.jpg

私が欲しいのは「マルチキャッチブラシ」というもので、カーブフロートブラシとほとんど同じだが側面の毛が長くて先細り加工がある。でも生産中止。

そこで、次の写真を見てほしい。これはドルツではなくプリニアの、「テーパーカーブフロートブラシ」。
prinia_tcfb1.jpg

中身をドルツにくっつけてみた。みごとにくっついた。
prinia_tcfb2.jpg

上の写真をクリックして拡大しても十分わかるが、さらに拡大して撮った写真も載せておこう。側面の毛が長くて先細り加工がある。
prinia_tcfb3.jpg

問題解決。

なぜだ!?マルチキャッチブラシ生産終了 [歯ブラシメモ]

ドルツ用替えブラシを買う時が来た。毛先がずいぶん開いてしまったから。それで、愛用の替えブラシの名前を確認しようとインターネットで調べた。2つあるうちのひとつはすぐ見つかった。ポイント磨きブラシ。プラウトみたいな毛先だ。でももうひとつは見つからなかった。カーブフロートブラシか?いや違うはずだ。カーブフロートブラシは側面の毛先が短くて使えなかった。これに似ているけれども側面の毛が長く、しかも細く加工されているのがあった。絶対あった。それがネット上に見つからない。ひょっとすると私が間違えているのか?他にないということは、カーブフロートブラシだったのか?それでカーブフロートブラシを買ってみた。ネット通販で買い、今日商品が届いた。届いた商品を見ると、やはりカーブフロートブラシは側面の毛が使えないほうだった。私はどうにも合点が行かず、再度インターネットで調べた。そうしたら、マルチキャッチブラシというのが見つかった。名前だけ見つかった。どこの店でも売り切れだ。さらに検索した。そして見た。

生産終了。

生産終了。

生産終了!


信じられぬ。マルチキャッチブラシがなければ私が使えるドルツのブラシはポイント磨きブラシだけになってしまう。

この記事には続きがある予定だ。でもいいかげんなことは書けないから、私自身が事実を確かめるまで1週間くらい待ってほしい。

親知らずと歯磨き奮戦記(14) [歯ブラシメモ]

前回の歯磨き関連の記事で、「ドルツ」のブラシの柄にGUMの歯間ブラシL字型Lサイズをガムテープでぐるぐる巻きにして固定した話をした。あの発明品は、その後何の問題もなく実に便利に使えている。そして今日はまた類似発明品の報告だ。

なにしろ私の横を向いた親知らずは、あらゆる手段を使ってきれいにしてやらなければならない。歯並びのいい方のように普通にブラッシングするだけでは毛先が届かない。そこで今回は、以前の発明品に前回の発明をプラスして新しいものを作った。

もうずいぶん前の記事になるが、毛足が長くて歯並びの悪い歯の隙間にも毛先が届く歯ブラシとしてリーチ 歯周病対策アルファを挙げたことがある。そしてこの歯ブラシが私の親知らずに使えない理由はただひとつ、植毛部分が広いから、ある部分の植毛が届こうとしても、その隣の植毛が歯に当たってつっかえる。だから私は植毛部を歯の隙間に入る分だけ残して他を全部カミソリで切った。これが以前の発明品だ。今回はこの「植毛部をモヒカン状にしたリーチ」を、さらに「ドルツ」に合体させた。

作り方は歯間ブラシを使った時とだいたい同じだ。でも普通の歯ブラシは柄が長いから、まずこれを適当な長さに切らなければならない。リーチの柄はとても頑丈で、ペンチの根元の刃で挟んでもすぐには切れなかった。それでも少しずつ周囲に切れ込みを付けてから両手で持ってゆっくり曲げ、さらに反対側へ曲げると折れた。これを使い古しの「ドルツ」替えブラシ(ポイント磨きブラシ)にガムテープでぐるぐる巻きにした。

これの利点は、最奥にある親知らずを手動で磨くと手が疲れて長時間丁寧に磨けないが、電動ブラシならば長時間のブラッシングが苦にならないという点だ。しかも毛先は自分の歯の形状に合わせて切ってある。「ドルツ」付属のブラシは毛足がリーチよりも少し短く、私の親知らずには不向きなのだ。この変形合体メカ(?)は今日から使い始めたので、実用性を確認するにはあと1週間は使い続けなければならない。でも今のところは問題なさそうだ。

親知らずと歯磨き奮戦記(13) [歯ブラシメモ]

歯医者の定期検診に行ってきた。以前のブログ記事からずいぶん経ったから、「前回までのあらすじ」を書こう。私の親知らずは4本とも残っていて、そのうち3本が斜めを向いて生えており、そのうち1本は見た目ほとんど横を向いて生えている。それで、歯医者さんから抜きましょうと言われた。私は、たぶん恐怖にひきつった形相で「無言の抵抗」をしたのだろう。歯医者さんはそれを見て、私に猶予をくれた。レントゲン撮影の結果、幸運にもまだ隣の歯に影響が出ていなかったので、とにかく次回の定期検診まで様子を見ることになった。私の歯磨き大作戦はその前から始まっていたが、この一件以来前にも増して必死で磨くことになった。それから半年が経ち、また定期検診が来た。

この半年の間に私は何の改善もせずに歯磨きをしていたわけではない。私の横を向いた親知らずは、隣の歯との間に難しい隙間がある。つまり、普通の歯間のようにフロスを通すには広すぎ、かといってプラウトの毛先を奥まで突っ込むには狭すぎる。そこで私は歯間ブラシのLサイズを横から突っ込んで磨いていた。歯医者さんの歯根治療のように、毎回手作業で突っ込んだり抜いたり。これが意外と骨が折れる。骨が折れるからあまり長い時間突っ込んだり抜いたりしていられない。そこで、音波歯ブラシ「ドルツ」のポイント磨きブラシ(替えブラシ)の、使いすぎて毛先がパイナップルの頭みたいになったやつを、捨てずに再利用した。この替えブラシにGUMの歯間ブラシL字型Lサイズをガムテープでぐるぐる巻きにして固定した。この時、口に入れても邪魔にならないようにポイント磨きブラシの本来の毛先の向きをちょっと考慮する。そんなことをして大丈夫なのかと、あなたは思うだろう。私も最初はそう思い、なかなか試せなかった。だが意外にも使えてしまった。もう1週間以上試しているが、特に問題はない。あの高振動で歯間ブラシの先が動いてくれるので、私は苦労せずにほんのちょっとブラシを動かす程度でいい。疲れないから比較的長い時間磨いていられる。私はこの新兵器で、本来ならとても磨きづらいはずの「横を向いて生えた親知らずの隣の歯の側面」を毎日楽しく磨けることになった。

私はこの記事が、私と同じように歯並びの悪い方の参考になればと思い書いている。私は自分の歯を守るために必死になっているからこういう事をしているのであって、歯並びが良くて歯を普通にしっかり磨ける方にはお薦めしない。それと、歯並びの悪い方は私の真似そのものをするのでなく、必ずご自身の歯並びに合った道具を選んで研究してほしい。

さて、そうやって歯を磨くうちに定期検診となった。検診の結果、とくに悪い所は見つからなかった。それで私はまた半年間の猶予をもらった。先生は、悪くなったらすぐ抜かなければならないと言った。それはおっしゃる通りだ。もともと悪くなくても横を向いた親知らずは抜くはずの所を、私のわがままで猶予をもらっているのだ。私は先生に、「先生がご覧になって特に磨き残しが気になった所はどこですか?」と聞いた。先生の答えは、3本の親知らずだった。残る1本の親知らずはまともな生え方をしているので、まだましらしい。私個人は、残る1本は3本ほどしっかり磨いていないので逆に気になっていたのだが。例の3本のほうは特に時間をかけているので、前に比べて綺麗に磨けているんじゃないかと思っていたが、そうではないらしい。歯並びが悪いだけでブラッシングはとんでもなく困難になり、歯並びが良いだけで簡単なブラッシングで綺麗になるということか。

その後歯科衛生士さんからブラッシングの指導を受けた。定期検診を含めて歯医者通いももう長いからブラッシングに限れば新しい知識を得ることは少なくなったが、それでも毎回得るものがある。私のモットーは「歯科衛生士さんの話に耳を傾けよう」だ。歯科衛生士さんは私の歯石を取る時に、右上の犬歯の所だけ出血が多いのに気づいたそうだ。これは重要な情報だ。出血があるのは腫れている証拠。腫れているのは歯と歯茎の境目に問題があると見ていい。食べ物のかすが残るのか黴菌が多いのか、とにかく改善が必要だ。思えば、今の歯科医院に通い始める前には上ではなく下の犬歯の辺りの歯茎をちょっと突ついただけでも血が出たものだ。それがふと気が付くと血が出なくなっている。今度の右上の犬歯の歯茎も、血が出ないように健康にしなければいけない。

それから、私は今まで親知らずの頭をこれでもかと磨いてきたが、歯茎との境目はあまり磨きたがらなかった。それは、ひとつには親知らずの頭を磨くのと同じ力で歯茎との境目をゴシゴシやれば必ず歯茎が傷つくからだ。歯科衛生士さんは、力を入れずに軽くでいいと言って、私の親知らずの歯茎との境目をプラウトでぐるりとなぞってみせた。ふと気づけば、今まで歯を抜かれたくないがゆえに力任せに必死でゴシゴシ磨いていた私の磨き方が正しくなかったのだ。

あと、これは自分のためのメモだが、今の歯医者さんに歯根治療をしてもらった所の歯槽骨が、ましになってきたらしい。歯根治療中のレントゲン写真では歯根の股の部分が黒くなっていた。患部が原因でカルシウムを取られたらしい。前回親知らずを抜くかどうかでレントゲンを撮った時に同時に歯根治療跡も撮ったのだが、今度は同じ場所が白くなってきた。自分の骨が再生するのを目で見たのは、私にとっては初めてのことだ。無くなった骨は戻らないと思っていた私には良い意味で意外だった。人間の体って、すげえなと思った。

先生は前回の定期検診までは親知らずの隣の歯が悪くなることだけを心配されたが、今回口にされたのは親知らず自体のことだった。以前には親知らずをやがて抜くものとしてあまり考慮していなかったが、今は親知らずを私が守っているのを察して親知らずのことも考えてくださっているのだろう。さらに大事なのは、親知らずの隣の歯に今のところ悪影響がないということだ。もしそれがあれば、先生は真っ先におっしゃるに違いないから。

歯科衛生士さんに歯石を取ってもらった後口をすすいだ時、口から出した水に歯石が混じっていないのに気づいた。以前には、よく磨いたつもりでも歯石を取ってもらうといっぱい出てきたものだった。さっき書いたが私は毎回の定期検診で歯科衛生士さんから何かを学ぶことにしている。前回も前々回も、ブラッシングする時に磨けていない場所の情報を得た。その情報はそれ以後改善するようにした。こうして改善していけば、いつかはピカピカの完璧なブラッシングに到達するはずだ。その思いは私の励みになる。

親知らずと歯磨き奮戦記(12) [歯ブラシメモ]

最後の記事からずいぶん経ったが、その間私は何もしなかったわけではない。定期検診の後すぐに考えたのは、親知らずとそのひとつ手前の歯の間にある深い谷間を磨くのに、電動歯ブラシを使うことだ。

電動歯ブラシの良い点は、ただ持っているだけでも磨けることだ。手動の歯ブラシだと5分も手を動かしていると疲れておしまいにしたくなるが、ただ持っているだけなら20分でもできる。だから歯の表面の黒ずみ落としにはそのほうがいい。それに、こうやって歯磨きに自分なりの「こだわり」をもつことで、知らず知らずのうちに無理なく長時間磨き、汚れをしっかり落とせる効果も見込める。

でも問題はある。市販の歯ブラシは、手動・電動の別なく私の歯の深い谷間に入る形をしていない。だから以前に私は「リーチ」歯ブラシの植毛部をカミソリで切ってモヒカン状態にし、ちょうど自分の歯の谷間に入る形にした。さて、電動歯ブラシも同じようにうまく行くだろうか。

電動歯ブラシ「ドルツ」の替えブラシ「ポイント磨きブラシ」は、「プラウト」という商品に比べて毛が柔らかく、早めに曲がってしまう。とくに私の場合、親知らず付近にグリグリ押しつけたから、早々に毛先が「パイナップルの頭のトゲトゲ」みたいになった。それでも使い続けたら、ついに「ターミネーター2の新型ターミネーターが溶鉱炉に落ちて溶ける直前に撃たれて破裂してむちゃくちゃな格好になった」のとまさに同じような、ものすごい形の毛先になった。これはもう使用不可能だというわけで、試しにカミソリで「モヒカン」にしてみた。

使ってみたところ、ちゃんと毛先が歯の深い谷間に入る。ただし、「ポイント磨きブラシ」の毛は「リーチ」ほど長くない。問題はこれだ。奥まで届かせようとして押しつけると毛の根元のプラスチック部分が振動しながら歯に当たって不快な音を立てる。奥まで確実に届かせるためには、もっと長い毛のブラシを使わなければならない。

そこで私は考えた。このポイント磨きブラシの頭をペンチで切り、それとは別に「リーチ」の植毛部をモヒカン状態にしたものをネックの部分で切り、この2つを何とかして接続できないか。

問題はもちろん接続方法だ。使用中常に振動するのだから、しっかりくっつけなければいけない。それに、口に入れる物だから、不衛生にならないようにしたい。まだある。ペンチで切った切り口が振動しながら口に当たると口を傷つけるので、そうならないように処理しなければいけない。さて、どうしたものか。これは焦らずに正しい答えを導きたいものだ。それまでは、「リーチ」歯ブラシをモヒカンにしたもので手動ブラッシングをすることになる。

親知らずと歯磨き奮戦記(11) [歯ブラシメモ]

今日は定期検診の日だ。親知らずを抜くかどうかが決まる日だ。私は本番に弱いタイプなので、あらかじめ全ての事を頭の中でまとめておいた。

インターネットで調べた所では、横を向いて生えた親知らずを抜くのは現在の歯科医療の当然の見解らしい。という事は、ひょっとすると歯医者さんは患者が何を言ったとしてもそれとは関係なく「いや抜きましょう。これは抜いておいたほうが絶対いいから」と言って抜く事しか考えないかもしれない。そうだとしても、それは当然の結果という事だ。

いっぽう私は個人的なこだわりから、親知らずを抜かないで済むものなら抜かずにおきたいと思っている。私自身の体にとってリスクが高いにもかかわらずだ。これは客観的に見て明らかに不利な主張だ。それでも私がこだわるなら、とにかく私に出来る限りの努力をしてそれを先生に見てもらう。それしか方法がない。見てもらった後は先生の診断に任せる。そういうわけでこの半年間、自作改造歯ブラシと歯間ブラシを使い、後には電動歯ブラシも使ってこれでもかと磨いてきた。

私は思った。客観的に考えて、抜く事になる可能性は高い。だったらせめて、その診断が下る前に、自分が言うべき事だけは先生に伝えよう。言うべき事は2つある。もしも先生が初めから抜く事だけを考えていたら、たとえ奥歯を見てきれいになっていると思っても、それはどうでもいいと思うかもしれない。人間同士は言葉にしないと伝えられない事もある。だからこの半年間自分が自分なりに精一杯の努力をしてきた事を、見せるだけでなく言葉でも伝えよう。もうひとつの言うべき事は、抜く場合の相談だ。これから年の暮れにかけて仕事が忙しい。私の仕事は喋る仕事だから、うまく喋れないと仕事に差し支える。ところがインターネットで調べると、親知らずを抜いた後で一時的に痛くなって大変だったという報告もある。そこで、仕事が無い2-3月に抜くように出来ないか、ぜひとも相談しておきたい。

以上の事を頭の中でまとめてから、先生の診察を待った。

先生は私の口の中を少し見ただけで、今日はまずレントゲンを撮りたいとおっしゃった。レントゲンを撮れば外見だけでなく、外から見えない部分の状態が確認できる。その後で先生の診断を待つのは、私としても望むところだ。奥歯だけの部分的な撮影と、頭の周りをぐるりと機械が回る撮影をしてから、現像を待った。

やがて現像された写真が出来てきた。先生が到着するまでのわずかな間、私は自分の歯の写真を見る事ができた。へんてこりんに斜めに曲がって生えている犬歯とか、真横に向かって生えている親知らずとか、自分で見てもすごい歯並びだと思った。ただ、ホッとした事もあった。親知らずの頭が黒くなっていて、そこが窪んでいる事もあり、これでもかと磨いても黒ずみが取れないので気にしていた。これは奥のほうが虫歯になっているのではないかと心配した。でも写真を見ると溶けて穴が開いているようには見えなかった。

先生が到着して写真を見て、暫くの間考え込んでおられた。私には察しがついた。歯科医療として横向き親知らずはすぐに抜いておいたほうが絶対にいい。隣の歯に悪い影響が出る前に。でもこの患者(私)は抜きたくない意志が見え見えだ。でもこの歯は抜いておいたほうがいいのだが。恐らく先生は心の中でそのような葛藤をなさっていたに違いない。

誰でも人間は、自分が所属する世界の常識に従って生きるものだ。「この歯は抜いたほうがいい」という常識の中で生きる医師の方々は、もしも患者がわがままを言っても、「患者さんには何が大事かが見えていらっしゃらないから」とお考えになるだろう。だから、もしも初めから頭ごなしに説得する方向で話を進められたとしても仕方がないのだ。それなのにこの先生は、医学的には意味をもたない患者の望みを、有難い事に医学的見解と同じ土俵の上に上げて考慮し、こんなにも葛藤してくださっている。患者一人一人にここまで親身に向き合ってくださる。こんな素晴らしい先生が他にいるだろうか。私はこの時点でもう、十二分に満足していた。先生の診断がどう下っても構わないと思った。

暫く考え込み、葛藤しておられた先生が、口を開いた。今のところ私の歯に問題は生じていないそうだ。ただ、親知らずと隣の歯の間の歯茎が下がってきている、と言われた。これを聞いて私は、心の中で唸った。先生には何でもわかってしまう、と。というのは、いつも家で親知らずと隣の歯の間にフロスを通す時、「ここの歯茎にはフロスで掻き出しにくい隙間がある。こんな所に食物が入って腐ったら厄介だ」と、ずっと思っていたからだ。正直、これだけが怖かった。そうしたら見事に言われてしまった。

結局、今回は様子を見る事になった。隣の歯に何か悪影響があれば、親知らずは抜いたほうがいいと先生はおっしゃった。それはもちろんだし、歯科医療の観点からは本来悪影響がまったく出ないうちに抜いておくべきだという事もわかっている。先生としてはすぐにでも抜く診断を下したかっただろうに。患者の心情を大事にして葛藤してくださった先生に大きな感謝をしなければ。そして、私は次の定期検診の時まで歯を健康に保ち、先生が今回の診断を後悔なさらないようにしなければならない。

親知らずと歯磨き奮戦記(10) ドルツ(続き) [歯ブラシメモ]

さて1週間以上ドルツを試した。やはりオーラルBデンタプライドよりも使いやすい。前に書いた通り、奥歯などに毛先を当てるために「ブラシを口に無理して突っ込んでる」と感じる事がない。これについては補足もしたい。私の口は小さい。顎もどうやら小さい。だから歯がきれいに並んで生える事ができずに歯並びが悪くなったわけだ。でも多くの人は私よりも口が大きいだろう。ということは、必ずしも全部の人がデンタプライドを使って「ブラシを口に無理して突っ込んでる」と感じるわけではない。事実、そのデンタプライドを今は母が使っているが、今のところ苦情を聞かない。結構気に入っているらしい。私が言えるのは、私のように口が小さくて歯並びの悪い人間にはデンタプライドよりもドルツが向いているという事だけだ。

そのドルツの使い心地だが、奥歯も含めてどの場所を磨く時も、無理なく容易に毛先が目的の場所に当たる。そして毛先がうまく当たった所は結構ツルツルになる。今のところ不満はない。そうそう、私は試用のさいにドルツ以外の歯ブラシは使わなかったが、フロスだけは併用した。それから、この特集でたびたび書いている親知らず付近の深い歯間は例外だ。この部分だけは前に書いた「特製ブラシ」で根気よくやっている。

私が買った製品には「カーブフロートブラシ」が付いていた。これで大抵の場所はきれいになるが、歯と歯茎の境目近くなどはうまく磨いたつもりだったのに結果がいまひとつの時もある。その時は「ポイント磨きブラシ」で部分的に磨き直すとパーフェクトだ。このポイント磨きブラシは、形状はプラウトという商品に似ているが、私にとってはプラウトとは別物だった。あなたはプラウトをどのように使っているだろうか。私は結構力を入れてゴシゴシこする使い方をしている。普通の歯ブラシと違ってピンポイント攻撃できるから、歯肉をこすらないように気をつければ力まかせにこすっても大丈夫だ。でもポイント磨きブラシでそれは出来ない。だって、ドルツは力を入れすぎるとそれを感知して振幅が弱くなってしまう。常に力を入れずに磨くことになる。それでは私は不満かというとそうではない。これはプラウトとは別の意味で有用だ。上に書いたが、カーブフロートブラシでは磨いた結果がいまひとつという場所にこれを使うと実にうまく行く。

ひとつ疑問が残った。カーブフロートブラシの植毛についてだ。このブラシには3種類の毛が植えてある。まず先端部分に集中して植えてある毛。これは細かい所を磨くのに役立つ。次に縦中央に並ぶ植毛。フロート構造になっているのがこれで、普通に磨く時に主に使う毛だ。そしてその両脇に並ぶ短めの植毛。私が疑問に思うのは、この短めの植毛の用途だ。毛足が短いので磨く時にあまり役に立ちそうにない。私は鏡を見ながら毛先を歯と歯茎の境目などにうまく当てようとする磨き方をしているのだが、この短めの植毛が邪魔して、その奥にあるフロート構造の毛の毛先がうまく目的の場所に当たっているかどうかが見えにくい。一度この邪魔な植毛を根元から切ってみたいものだ。その結果何か不具合が出るか、それとも不具合が出ずに磨きやすくなるか。とはいえ、買ったばかりのブラシをすぐに改造する気になれない。暫くはこのまま使ってみる。

親知らずと歯磨き奮戦記 (9) ドルツ [歯ブラシメモ]

デンタプライドを買ってからそんなに経っていないが、また電動歯ブラシを買うことになった。デンタプライドの植毛部は特殊な形状で、しかもネックがまっすぐなので、奥歯の引っ込んだ所に毛先を当てるのが非常に難しいからだ。歯並びが悪くて小さい私の口には合わなかった。

普通なら、せっかく買った電動歯ブラシだし安くはないのだから、デンタプライドを使い続けて壊れた時点で次を買おうと考えるだろう。でも私の場合、特殊事情がある。もうじき歯科検診だ。その結果次第で親知らずを抜かれるか抜かれないかが決まる。歯医者さんは抜く気だから、その気持ちをひっくり返すくらいにピカピカの奥歯にしておかなきゃならない。奥歯に向かないデンタプライドを使い続けている暇はない。

ネット通販は便利だ。店に足を運ぶ時間がなくても数日で商品が手に入る。ソニッケアー(ただし旧型)、オーラルBデンタプライドと買ったら、次に買う(試す)のはもちろんドルツだ。ドルツにはイオン、リニア、スリムという3タイプがあるが、私が買ったのはリニアだ。イオンの効果というのは個人的に半信半疑なので、イオンを買うのはやめておいた。スリムはブラシの振動数が他と微妙に違うので、これはスリム化に伴い性能が犠牲になっているのかもしれないと想像して買わなかった。要するに私個人にとってリニアが必要にして十分だと考えた。

このリニアに付いているカーブフロートブラシというのは珍しい。カーブというのはネックの形状らしいが、フロートというのが珍しい。植毛部を上から指の腹で押すと少し沈む。指を離すと元に戻る。バネが入っているみたいだ。

まだ1回使っただけだから、本格的な報告は次回になる。今のところの感想は、ブラシの振動はデンタプライドよりも小さい。私のソニッケアーはだいぶ前に壊れたので記憶が曖昧だが、たぶんソニッケアーよりも小さいのではないか。でも意外と汚れは取れそうだ。今まで使っていたデンタプライドは奥歯を磨く時に「ブラシを口に無理して突っ込んでる」という感触があったが、ドルツにはそれがない。奥歯も普通に磨けるのがいい。今後私が気にしたいのは、付属のカーブフロートブラシが有効かどうか。それから、替えブラシの「ポイント磨きブラシ」も購入予定だ。これはプラウトという商品の毛先がそのままドルツにくっつくようなものだ。これが有効かどうか。私は新しいブラシの評価には1週間以上使い続けることにしているので、結果の報告はその後になる。

親知らずと歯磨き奮戦記 (8) [歯ブラシメモ]

「親知らずと歯磨き奮戦記」の最初のうちに書くはずだったのに、後回しにしたまま今に至ってしまった話題がある。今回はそれを書こう。

私は歯科医院で親知らずを抜くと言われて硬直し、おそらくは私の形相が恐ろしいほど引きつっていたためか、歯医者さんは私に「様子を見ましょう」と言って半年の猶予を与えた。その日から私の歯磨き奮戦記が始まった。

私の親知らずは横を向いて生えており、歯医者さんは親知らずそのものでなく隣の歯が虫歯になることを心配しているのだった。歯医者さんは私にプラウトの使い方を教えたが、私はそのずっと前からプラウトを使っていた。そして親知らずと隣の歯の間にある深い隙間にはプラウトの先が届かないことを知っていた。プラウトでは駄目だ。

私は自分の親知らずを守るために、何をしてでも隣の歯との間にある隙間、とくに隣の歯の側面をきれいにしなければならない。

歯科医院からの帰り道、私は最初の案を思いついた。子供の頃、私は工作が好きな少年だった。木工の場合、紙やすりというものをよく使った。紙やすりにはとても粗いものからとても細かいものまで多くの種類があり、とても細かいものは水に塗らして使う。これは削るというより磨くためのものだ。私の第1案は、この紙やすりを小さな帯状に切り、それを例の歯の隙間にひっかけてゴシゴシするというものだ。いわばフロスが糸でなく帯になり、それに微細な凹凸が付いている感じだ。この案は物理的には可能で、効果も望める。唯一の問題は、そもそも紙やすりは口に入れるものでなく、黴菌がたくさん付いているに違いないということだ。下手をすると歯茎を化膿させ、とんでもないことになりそうな予感もした。でも他に案がなければ私は愛する親知らずを守るために敢行するつもりだった。

運の悪いことに、昔はそのへんで売っていた紙やすりが、今では近所で売っていない。とても目の細かいものが必要なので、品揃えの良い店でなければならない。私の町から少し離れた所にその手の工具を売る店が1軒残っている。そこへ行くには、仕事が休みの日まで待たなければならない。

こうして待つ間も私の頭の中には親知らずのことがあった。それを考えながら毎日を過ごすうちに、日常使っているものが親知らずと結びついた。以前に私は9本の歯ブラシを使いながら比較した。その時に「奥まで届く」というポイントで最後まで勝ち残ったのがデンターシステマとリーチ 歯周病対策アルファ。毛のコシと側面加工で最終的に私にとってのキング・オブ・ハブラシーズになったのはリーチだった。このリーチが親知らずと隣の歯の隙間に届かないのは、ひとえに植毛部分が広いからだ。ある部分の植毛が届こうとしても、その隣の植毛が歯に当たってつっかえる。それならば、植毛部を歯の隙間に入る分だけ残して他を全部切ってしまえばいいではないか。こうして私の第2案が出来上がった。

植毛部を切る時、最初はハサミで切った。でもこれでは根元からうまく切れない。その次はカミソリで切ったが、これは毛の根元からうまく切れた。カミソリは、女がたまに使うような細長い柄の付いたのが良い。柄のない裸のカミソリは危ないし、男が使う髭剃りではそもそも形からしてこの用途には使えない。

歯磨きペーストは研磨剤のたっぷり入ったザクトライオンだ。ザクトライオンの研磨剤は、以前に歯医者さんから薦められた美白歯磨き剤ブリリアントと同じ酸化アルミニウムだ。

ブラシも自作ブラシだけでなく、磨く場所に合わせて全部で3種類を使い分けている。まず左下の親知らずは隣の歯との隙間が狭くてプラウトではまともに入らず、ここは歯間ブラシのLLサイズを使う。これはおもに、横を向いている親知らずの頭と、それと向き合う隣の歯の側面を磨く。でも隙間の奥までは届かないので、改めて自作ブラシを隙間に合わせて動かして磨く。自作ブラシは一番奥まで届く。どうかすると毛先がどこかの歯肉をこするのでわかる。残念ながら自作ブラシだけで全部済ませることはできない。親知らずの頭の中央、窪んでいる部分には不向きだから。

右下の親知らずは隣の歯との間が広い。親知らずの頭にプラウトが届く。でも隙間の奥までプラウトは届かない。植毛が短いから。そこでこっちも自作ブラシを入れて磨く。

これで親知らず近辺の落とせる汚れは全部落とせると考えている。落とせない汚れはある。長年の間にすっかり黒くなってしまった親知らずの頭。この着色は1カ月毎日ザクトライオンで磨いても落ちない。親知らずと歯茎との境目に小さな黒い部分がある。半分歯茎がかぶさっているのでガリガリはできない。鏡を見ながら待ち針の先で慎重にこするが、落ちる気配はない。これらは何十年も放っておいたツケだ。仕方がない。

親知らずと歯磨き奮戦記 (7) デンタプライド デラックス (その5) [歯ブラシメモ]

私は今では「フロスアクション」ブラシではなく「ステインケア」ブラシを愛用している。それでは美白効果が気に入ったのかというと、全然違う。「ステインケア」ブラシのほうは植毛部の真ん中に美白ラバーカップがあるので、植毛がそれを取り囲むようにぐるりと並び、真ん中には植毛がない。この狭い列の植毛を歯並びの悪い歯の隙間にうまい具合に挿入して磨くためだ。「フロスアクション」ブラシのほうだと真ん中の植毛部がつっかえて隙間に入りにくいし、黄色い「プラークワイパー」が付いている部分は植毛がないのでそこを歯に当てても意味がない。ようするに私はブラウンが意図するような磨き方をしていないし、ブラウンが意図する磨き方では私が求める効果は得られない。私は歯並びの悪い歯と歯の隙間や、歯と歯茎の境目をきれいにして虫歯と歯周病を予防したい。とくに奥歯が心配だ。そういう目的にはブラウンは適さない。

ネット上の書き込みは、ことごとく的を射ている。デンタプライド デラックスを使わなくても、そのひとつ下のランクの製品で十分。歯の表面がツルツルになる効果はダントツ。これらはネット上で見たレビューのとおり。

奥歯の、とくに横を向いて生えた親知らずの辺りをきれいにしたかったら、電動歯ブラシに頼らないことだ。ふと思い出したが歯科医だって電動機械で削れない歯根の治療は手作業で何週間もかけて行う。我々一般人が電動機械に頼ってどうする。

私はもちろん、親知らずの辺りはブラウン オーラルBに頼っていない。頼りたくても毛先がうまく当たらない。そこで自作特製ブラシの登場となる。自作といっても植毛から全部自分でやるのではなく、市販の歯ブラシを目的に合わせて加工したものだ。
(ブラウン オーラルBの話はおわり。自作歯ブラシの話はつづく。)
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